【ご案内】『貿易陶磁と東アジアの物流』刊行に係る記念講演会の開催について
平泉文化研究センターが監修した『貿易陶磁と東アジアの物流―平泉・博多・中国』がお陰様で出版される運びになりました。つきましては、これを記念した講演会を下記により開催いたします。年度末のお忙しい折とは存じますが、ぜひご参加くださいますようご案内申し上げます。
記
1.日時 平成31年2月9日(土) 15:00~17:00
2.会場 岩手大学教育学部1号館2階E22講義室
3.講師 徳留大輔氏 (出光美術館学芸員・平泉文化研究センター客員准教授)
演題 「平泉から出土した中国陶磁の産地推定に関する国際共同研究成果報告」
要旨 平泉からは中国産の白磁と青磁が数多く出土しており、当センターでは、中国産陶磁器の産地であると思われる窯跡群の発掘調査の経験や資料および研究成果を多数蓄積する中国浙江省文物考古研究所と福建博物院考古研究所、そして岩手県教育委員会、平泉町教育委員会の協力も経てその産地推定に関する国際共同研究を行ってきました。本報告では、さらには福岡市の博多遺跡群で出土した資料の分析結果も含めてご報告し、平泉で出土する中国産陶磁がどこで作られたものであったのかを明らかにするとともに、新しく分かった課題についても紹介します。
本件に関する問い合わせ先:
平泉文化研究センター 劉海宇
019-621-6522 ryukaiu@iwate-u.ac.jp