2017年5月22日

【講演者変更】平泉世界遺産登録6周年記念講演会の開催について(平泉文化セミナー第32回例会を兼ねます)

平泉世界遺産登録六周年記念講演会の開催について(平泉文化セミナー第32回例会を兼ねます)

平泉文化研究センターでは、東アジアにおける総合的「平泉学」の構築を図るための一環として、平泉文化セミナーを定期的に開催しております。
今回は、平泉世界遺産登録六周年記念講演会(セミナー第32回例会)として開催しますので、ふるってご参加ください。参加費は無料です。

【6/1(木)追記】
講演者が変わりました。また、岩手県が共催に入りました。よって、情報を更新いたします。お間違えの無いよう、お願いいたします。

1.日時 平成29年6月17日(土)13:30~16:30
2.場所 岩手大学総合教育研究棟(教育系)〈教育学部旧1号館〉2階 E21講義室
3.内容 発表者 卜部行弘氏 奈良県立橿原考古学研究所資料課長
演題:『飛鳥時代のきらめき―音・香・色と庭園―』
概要:最近の発掘調査は、日本庭園の成立が奈良時代まで遡ることを明らかにしました。さらには、それ以前の飛鳥時代の庭園についても調査例が増え、それが豊かな色彩に彩られた空間であることも分かってきました。万葉集を通じてしか知ることのできなかった風景を実際に目にすることが出来るようになったのです。ここでは飛鳥の宮都に付随する庭園遺跡である飛鳥京跡苑池の発掘調査成果をもとに、飛鳥時代の庭園の特色を挙げ、奈良時代、平安時代の庭園に伝えられた要素と変化した要素を通して当時の日本人の思想的背景に迫りたいと思います。

本件に関する問い合わせ先:
平泉文化研究センター事務局
(〒020-8550)盛岡市上田三丁目18-33 ℡ 019-621-6529 E-mail ryukaiu@iwate-u.ac.jp