第63回平泉文化セミナー(録画)
令和4年3月31日、岩手大学において平泉文化セミナー(第63回)が開催されました。当日の講演をYouTubeに投稿いたしましたので、まだご覧になっていない方、もう一度ご覧になりたい方はぜひご視聴ください。
平泉文化セミナー(第63回)
〈演目〉柳之御所遺跡出土仮名文字資料の書風検討における課題と今後の方向性
〈講演者〉久保田陽子
(岩手大学人文社会科学部 准教授 同平泉文化研究センター兼務教員)
〈要旨〉2012年11月に行われた平泉遺跡群出土文字資料検討会の中間報告会の資料には、柳之御所遺跡より出土した折敷に書かれた仮名文字資料と、伝西行筆古筆のひとつである「一条摂政集」との比較検討による、書風の類似性についての指摘がある。それを受けて、双方の書写年代(筆跡年代)とこれまでの研究で既に判明している事柄とを対照したところ、いくつかの課題が見えてきた。今回は、その詳細と今後の書風検討の方向性について述べる。
▽当日の講演はこちら
https://youtu.be/gME59ViD8lM