平泉文化セミナーの開催について(第63回)
岩手大学平泉文化研究センターでは、東アジアにおける総合的「平泉学」の構築を図るための一環として、平泉文化セミナーや講演会等を定期的に開催しております。
今回は、平泉文化セミナー第63回例会を下記により開催しますので、ご都合のつく方はご参加ください。参加費は無料です。
〈課題演目〉柳之御所遺跡出土仮名文字資料の書風検討における
課題と今後の方向性
〈講演者〉久保田陽子
(岩手大学人文社会科学部 准教授 同平泉文化研究センター兼務教員)
〈要旨〉2012年11月に行われた平泉遺跡群出土文字資料検討会の中間報告会の資料には、柳之御所遺跡より出土した折敷に書かれた仮名文字資料と、伝西行筆古筆のひとつである「一条摂政集」との比較検討による、書風の類似性についての指摘がある。それを受けて、双方の書写年代(筆跡年代)とこれまでの研究で既に判明している事柄とを対照したところ、いくつかの課題が見えてきた。今回は、その詳細と今後の書風検討の方向性について述べる。
〈日時〉令和4年3月31日(木) 14:00~15:30
〈場所〉岩手大学教育学部1号館2階E21講義室
【新型コロナウイルス感染症拡大防止対策】
・対面形式での参加者は必ずマスクをご着用ください。
・会場入り口において検温及び手指の消毒を行います。体温が37.5度以上の場合は入場をお断りいたします。
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