2021年5月26日

平泉世界遺産登録10周年記念講演会(6月12日)が開催されます

平泉世界遺産登録10周年記念講演会(6月12日)が開催されます

平泉の世界遺産登録10周年を記念するため、岩手県と岩手大学とが共同で講演会を、以下の要項で開催します。ご都合のつく方は、対面或いはオンラインにてご参加ください。

【申込フォーム】
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSeql0SiJ0_4IxoP_JusLHLwIGjjV1tDMsVdaAyJG_ws6GrSOg/viewform

【目的】
 平泉の世界遺産登録10周年を記念した講演会を行い、これ以降に開催される
 10周年の機運醸成を図るとともに、登録後の10年間の取組や今後の在り方に
 ついて展望する。

【日時】
 6月12日(土) 13:00~15:00 

【実施方法及び会場】
 実施方法:オンライン・対面併用
 会場:岩手大学北桐ホール

【プログラム】

①「平泉世界遺産登録10周年~平泉への期待~」
 平泉の世界遺産登録の当時の状況について、延期になった際の経緯やその後の取組を
 紹介し、登録後の平泉の活動や今後への期待を述べる。

 講演者:近藤誠一氏(国際ファッション専門職大学学長、元文化庁長官)

 略歴等:元文化庁長官。パリOECD(経済協力開発機構)事務次長、駐米国大使館公使、
 ユネスコ日本政府代表部大使等を歴任。退任後、東京大学、慶應義塾大学等で教鞭を
 執った他、東京藝術大学客員教授を執めるなど文化・芸術の発展、国際交流に貢献し、
 瑞宝重光章を受章。フランス国レジオン・ドヌール・シュバリエ章等を受章。

②「世界遺産:その現況と日本における展望」
 変化を続ける世界遺産の動向と現況を紹介した上で、今後の日本の世界遺産への期待と
 展望を具体的に述べる。とりわけ地域における世界遺産活用の大切さを強調する。

 講演者 松田陽氏(東京大学准教授)

 略歴等 専門:文化遺産研究。東京大学文学部卒業。ロンドン大学UCLにてPhD
 (考古学)取得後、ユネスコ文化遺産部コンサルタント、英国イーストアングリア
 大学世界美術・博物館学科准教授(Lecturer)を経て、現在、東京大学大学院人文
 社会系研究科准教授(文化資源学研究室)。国の文化審議会において世界遺産部会、
 無形文化遺産部会等の委員としても活躍。著書に『実験パブリックアーケオロジー』
 ほか。

【日程】

  13:00~ 開会(岩手県、岩手大学)

  13:10~13:50 講演①

  13:50~14:50 講演②

  15:00 閉会(岩手県)